- 2月 4, 2026
🌲【栃木県】2026年スギ・ヒノキ花粉症は2月中旬から:眠くなりにくいお薬や運転注意のお薬について解説🌲

今年の栃木県下野市周辺のスギ・ヒノキの花粉飛散開始時期は、”2月中旬から下旬”と予測されています。
抗アレルギー薬は花粉飛散の “2週間前からの内服” が推奨されており、早めの内服をお勧めしております。
花粉症のお薬を飲むと眠くなってしまう・・・という方もいると思いますが、お薬の中には眠気が出にくいものもあります。
「効果の強い⇄弱い」「眠くなりやすい⇄眠くなりにくい」を軸に考えて、患者様の生活スタイルに合ったお薬を選ぶことが大切です。
⚠️抗アレルギー薬の中には内服していると”自動車運転や危険を伴う機械の操作をしてはいけいない” ものがあり注意が必要です(あとで解説いたします。)
【花粉症とは?】
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉がアレルゲン(原因物質)となり発症するアレルギー疾患です。原因となる花粉により発症時期は異なりますが、一般にスギやヒノキが原因で春に発症することが多いです。
【花粉症の主な症状】
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒み、喉の痒み、咳、頭痛なども現れることがあります。
【花粉症の治療】
《抗ヒスタミン薬の内服》
第1世代と第2世代の抗ヒスタミン薬がありますが、第1世代(ポララミン等)は脳への影響も大きく眠気や口渇などの副作用が強いため、現在は第2世代が主流となっています。
第2世代の中でも、大きく3つに分かれて、❶特に眠気など起きにくく制限がないもの、❷車の運転など十分注意するもの、❸車の運転や危険を伴う作業をしてはいけないもの(内服して眠気が起きていなくても集中力や判断力の低下をきたすために運転は禁止となります) に分かれます。
(具体的な薬品名) 分かりやすいように商品名で記載。
❶特に眠気など起きにくく制限がないもの
「ビラノア」「アレグラ」「クラリチン」「ロラタジン」
❷車の運転など十分注意するもの
「タリオン」「アレジオン」「エバステル」
❸内服した場合、車の運転や危険を伴う作業をしてはいけないもの
「アレロック」「ルパフィン」「ジルテック」「ザイザル」
《ロイコトリエン受容体拮抗薬》
気管支喘息にも使用するお薬ですが、鼻粘膜の抗炎症作用や過敏性抑制作用もあり、抗ヒスタミン薬内服だけでは効果が乏しい鼻詰まりに効果があります。
《点眼薬・眼瞼クリーム》
抗ヒスタミン薬の点眼やそれでも効果が乏しい時にはステロイドの点眼を使用する時もあります。また目薬が苦手な方には、眼瞼クリームを使うこともできます。
《点鼻薬》
ステロイドの点鼻薬は即効性はありませんが、きちんと毎日点鼻をすることで数日してから効果が出てくるので、症状が辛い時だけ使用するのではなく毎日きちんと点鼻することが大切です。
《舌下免疫療法》
スギ花粉が飛んでいない6月〜12月から開始をする治療法です。こちらの詳細に関しては、「2025/10/05 スギ花粉の舌下免疫療法」の当院ブログをご参照ください。
《生物学的製剤の注射》
2020年から重症・最重症のスギ花粉症に対して、2月〜5月の期間に「ゾレア(抗IgE抗体オマリズマブ)」の皮下注射治療が保険適応になりました。
・対象は12歳以上で、2〜4週間毎に皮下注射を行います(2月〜5月の間)
・内服などでコントロール不良な方が対象です
・治療前に採血(総IgE値、スギ特異的IgE値)が必要です。
当院では花粉症治療・アレルギー治療も行なっており、希望の方はお気軽にご相談ください。
💫少しでも花粉症で困る患者様がいなくなりますように💫